2017年07月25日

文学部って何の役に立つの?


阪大学部長の式辞が話題に
「本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったとき」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000001-withnews-sci

自分は文系とも理系とも分類できない学部の出身であるが、この学長の式辞にはガツンときた。

再三このブログでも書いているが、手っ取り早く「お金になる」ことばかり追いかけては世の中ダメになってしまいますよ、と。

企業が20年先の利益を求め投資をする、しかし、直近2・3年で利益が出なくで経営が立ち行かなくなったらどうしようもないではないか?
そういう意見もあると思う。

それでもなお強調したいのは、多様性を確保することと長い目で考える視野が重要であるこということ。
これらの力を身に着けるのに文学部は役に立つのではないか、と。

では、全員が文学部に入ればいいのか? 
そういう事ではない。

そもそも、学問を「文系」とか「理系」などと分ける必要などない。
今こそリベラルアーツと呼ばれるものの重要性が見直されるべきなのではないか。

「安・近・短・速」ばかり追い求めては、早晩、日本の未来は立ち行かなると思う。


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2017年07月24日

珈琲には砂糖を入れない派


でもたまには激甘な曲も。

Brian McKnight から2曲。

One Last Cry
https://www.youtube.com/watch?v=sz-NhGanOAE

Back At One (Short Version)
https://www.youtube.com/watch?v=rXPfovXw2tw

"Back at One" Live @ SiriusXM // The Blend
https://www.youtube.com/watch?v=zPrSFKK6e5w
かなりお年を召したブライアン
しかし、味のあるピアノプレイと美声は健在。


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2017年07月23日

魔法のコトバ


自分の中でスピッツの評価は非常に高い。
彼らの曲はデビューしてから数十年以上たっても、全く古さを感じない。
繊細な歌詞とメロディ
ボーカル兼作詞を担当しているマサムネは天才である。
たくさん好きな曲があるのだが、その中から1曲を紹介。

魔法のコトバ
https://www.youtube.com/watch?v=gPTFyx2R46w

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あふれそうな気持ち 無理やり隠して
今日もまた 遠くばっかり見ていた
君と語り合った 下らないアレコレ
抱きしめてどうにか生きてるけど

魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても

倒れるように寝て 泣きながら目覚めて
人混みの 中でボソボソ歌う
君は何してる? 笑顔が見たいぞ
振りかぶって わがまま空に投げた

魔法のコトバ 口にすれば短く
だけど効果は 凄いものがあるってことで
誰も知らない バレても色あせない
その後のストーリー 分け合える日まで

花は美しく トゲも美しく
根っこも美しいはずさ

魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても
会えるよ 会えるよ

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難しい言葉や横文字はほとんど使われていない。
親しみやすい言葉と、キャッチーなメロディで構成されている。
それでも並のアーティストの作品とは違う輝きを持っている。
加えて、マサムネの独特の声質が、何とも言えない独特の世界観を醸し出す。

「詩人マサムネ」が紡ぎ出すことば、それこそが「魔法のコトバ」なんだと思う。


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2017年07月22日

AIに聞いてみた


NHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン」を見た。

NHKが開発したAIに国や民間企業などが持つ約700万のデータをインプット。
日本人の価値観もあわせて学習させた結果、日本が抱える医療や少子化などの社会問題に関していくつかの提言が導き出される。
「健康になりたければ病院を減らせ」
「少子化を食い止めるには車を買え」
「女性が活躍する地域はラブホテルの件数が多い」
「40代の独身1人暮らしが日本を滅ぼす」
ややもすると突拍子もない提言ばかりだが、そこがAIの真骨頂。
「病床数を減らすとバナナの購入金額が増える」
「ラブホテルを増やすとバナナの購入金額が減る」
これらの解析結果が意味するところは?

以前紹介した本「機械より人間らしくなれるか?」そして昨日紹介した「人工知能の核心」にも述べられているが、
AIの思考にはブラックボックスが存在する。
当然、民間企業が開発しているAIには、商売上公表できない思考プログラムが実装されている。
しかし、その開発者でさえも首をひねるしかない思考プロセスが存在するのだ。

ある種の薄気味悪さを感じてしまう。

しかし、どうだろうか、よりポジティブに考えてみては。

「人工知能の核心」ではこんな事が書いてあった。
アメリカのある街での出来事。
その街の警察は治安の悪さに頭を悩ませていた。
そこで、実験的に人工知能に「今日どこでパトロールすればいいか?」決めてもらった。
すると人工知能は勤続20年のベテラン警察官なら「こんな時間にこの場所なんて安全に決まっているだろう」という地域をパトロールするようしきりに指示を繰り返した。

実際にその指示通りパトロールしたところ、街の犯罪発生率は劇的に減少した。

これは何を意味しているのか?

このブログで再三書いてきたが、人間は「先入観の虜」である。
それを打破するヒントが、人口知能によってもたらさせる、ということを示唆していないか。

羽生善治のスタンスははっきりしている。
学べるものは何でも学ぶべき、と。
それこそ20年ほど前なら、プロ棋士の中でも「ソフトから学ぶなど意味がない」と嫌う人もいたが、
最近はそういう人は少なくなってきたという。
特に若手は抵抗感がないので、ソフトとの対戦の中から今まで見たことのないような新しい手が開発されている、と。


話をNHKスペシャルに戻す。

「ラブホテルを増やすとバナナの購入金額が減る」
AIがそう判断した理由、これを推測するのは非常に困難である。
おそらく「風が吹けば桶屋がもうかる」方式の話なのだと思う。
直接的に考えてはいけないのだ。

いや、それにしても、、、

AIが言っていることが全て正しいのだろうか?
思考の過程をトレース(追跡)できない指示に従うことには抵抗を感じてしまう。
しかし、場合によっては犯罪率が低下した例のように劇的な効果が期待できるのだ。

テクノロジーの発達は我々に何をもたらすのか?
人間のためになるように開発されたものに、逆に振り回されるような結果にならないのだろうか。
SFのように人間がコンピュータに支配されないはしないのか。

そんなことを考えさせられた。


※追記
健康・美容ニュースブログ
https://hakuraidou.com/blog/94972/
「健康になりたければ病院を減らせ」についての考察


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2017年07月21日

人工知能の核心


人工知能の核心 (NHK出版新書)
人工知能の核心 (NHK出版新書)

冒頭部分の抜粋
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1996年度版「将棋年鑑」に興味深い記述がある。
プロ棋士への「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」というアンケートである。
1996年と言えば、IBMのスーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」がチェスの世界チャンピオンを打ち負かす1年前である。
多くの棋士が、そんな日は来ないと真っ向から否定していた。
例えば、米長邦雄「永遠になし」。加藤一二三「来ないでしょう」。村山聖「来ない」。
真田圭一「百年は負けない」。郷田真隆「いつかは来ると思う。但し、人間を越えることはできないと思う」・・・・・。
しかし、その日が来るのをほぼ正確に予想していた棋士がいた。
羽生善治である。
彼はその日を「2015年」と答えていた。
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自分は将棋は全くの素人で、駒の動かし方もあやしいレベル。
しかし、この羽生善治という人物の凄さは、たまに目にするインタビュー記事などから察することができる。
魔物が集まるプロの将棋指しの中で、数十年にわたってトップに君臨、
年によって「〇冠」の数字は変化するものの、同じプロ棋士からも「別格」と言われる男。

モノが違う。

2016年の将棋の電脳戦ではコンピュータソフトの優位性が明らかになり、
囲碁の世界でも「アルファ碁」が世界ランクの棋士を破った。

もはや人間は人工知能には勝てないのか?

いや、そもそも勝てなくてはいけないのか?

羽生善治が人工知能開発の最前線への取材を自ら行い、その後さらに重ねた思索の結果を注ぎ込んだのが本書である。
進化を続ける人工知能との付き合い方について、示唆に富むものとなった。

さすが天才と言われる人物である。
その洞察力には感心することしきり。
そして、高度な思考を一般の人にもわかりやすく嚙み砕いて表現してくれている。
将棋界トップの頭脳、その実力と経験からくる言葉には説得力がある。

藤井四段の快進撃が話題になっているが、
本書を読むと羽生善治のスケールの大きさに圧倒される。
いったいどんな対戦になるのか。
今後、この2人の対戦がどう将棋界を盛り上げてくれるのか益々楽しみになった。


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2017年07月20日

マドンナの憂鬱


マドンナ使用済み下着など22点、競売禁止命令獲得
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-01858621-nksports-ent

「見知らずの人が自分の下着を見てニヤニヤしてるのを想像しただけでイヤ!」
そういう理由ではない。
彼女は自分のDNAを使用されるのを極度に嫌がっているのだ。

これは以前より有名な話で、マドンナのコンサートが行われた後、
控室のクリーニングは入念に行われる。
どうやら専門の清掃部隊がいるらしい。
文字通り「髪の毛一本も残さない」徹底ぶりだそうで。

何もそこまで、、、と思ってしまうのだが、
事実、ES細胞の研究は加速度的に進歩している。
しかも、アメリカのとある州の山奥にある研究所では、
だいぶ前から生命倫理を無視したES細胞の研究が行われれていることが知られている。
運営しているのはカルト教団。
毎年、ハリウッドスターをはじめ世界中の富裕層から多額の寄付金が寄せられているという。
数年前、その研究所でこの世に存在しない生き物が誕生した、というニュースを目にした。
(ある動物と動物をかけあわせたもの。これらの新たに創り出された生き物は「キメラ」と呼ばれる)

マドンナの過度な心配性、それは行き過ぎではないのかもしれない。


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2017年07月19日

AGT2017(8)


今週は3つ動画を紹介。

Tom London: Tech Savvy Magician Goes Around The World With Magic Trick
https://www.youtube.com/watch?v=Fs43jDoCS5o
スマホを使ったマジック
素人にはどうなっているのか全く理解不能。
あらかじめ世界中を旅していた? 


Angelica Hale: 9-Year-Old Earns Golden Buzzer From Chris Hardwick
https://www.youtube.com/watch?v=EExwffrNBMg
堂々としたステージング
好かれるキャラクターは得である。
同じ9歳のCeline Tamは通過しなかったようだが、あちらは「作られた」感じがする。
Angelicaは自然に滲み出るキャラクター、そういうものが評価されたのだろう。
(当然、歌唱力も)


The Masqueraders: Long Time Singing Group Chases Their Dream
https://www.youtube.com/watch?v=__FlcEfPBzs
何だろう、聴いているうちにジワジワと心が温まる感覚は。
隙のない抜群のハーモニー
数十年にわたり、ともに音楽を愛し、関係を維持してきた。
抜群の歌唱力とともに、そういう3人の関係性について、
人はある種の「羨ましさ」を感じてしまうのだろう。
プロだろうがアマだろうが、長きにわたって友人関係を維持するのは難しい。


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2017年07月18日

Amazon のオススメ


定期的にオススメ商品をメールしてくるAmazon
過去のクリックした商品や購入した商品から関連商品を勧めてくるのだが、
先日、不思議なものが送られてきた。

トミカ №014 コマツ 対人地雷除去機 D85MS (箱)

え? 地雷除去機? (おもちゃだけど)

過去に一切関連する商品をクリックした覚えはないのだが、、、

人間関係で「地雷」を踏まないように取り除いてくれる機械かな?

tomika01.jpg

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2017年07月17日

書く力 ~身体性~


これが日本の「教育」と欧米の「education」の違いだった!
http://spotlight-media.jp/article/275217327466134446

日本でも実験的にタブレット端末などを学校の授業に取り入れているところがあるが、
自分は反対である。(以前にも書いたが)

このようなことをやっていると、確実に恐ろしい未来が待っていると思う。
嫌な予感しかしない。

「書く」という行為がどのくらい重要なことなのか。
いわばその「身体性」というものが大きな恩恵をもたらす。
そこに気が付かないのは、いかがなものかと思う。

この記事を書いたライターは、結構好きなライターなのだが、
さすがにこの記事には賛同しかねる。

そもそも日本の場合、漢字という非常に習得が困難な文字が存在する。
これを義務教育のうちにある程度習得しないと、その後の高等教育を受けるにあたり大きなハンデを背負ってしまう。

漢字の習得はタブレットに書いているようではなかなか身につかない。
(全く身につかない訳ではない)
タブレットを作っている会社の「甘い言葉」騙されてはいけない。

テクノロジーは「増幅装置」であって、最も基本的な文字の習得、
それは紙に鉛筆(又はペン)で書くべきなのだ。

【関連】テクノロジーは貧困を救わない
http://ikioidetsukutta.seesaa.net/article/446701109.html?1500431512

子供たちの学習の現場を知っている人ならわかるであろう。
「書けない子」は伸びない。

それは漢字に限ったことではない。
数学のちょっとしたグラフや図形、立体、これらを書く力が、
タブレット学習により大きく低下してしまうのではないか。

こういうことを書くと、「じゃぁ、そのようなデータを出してみろ」などと言う困った人が出てくるので困ってしまうのだが(笑)


※身体性 Wikipediaより 
認知科学、人工知能の分野では、物理的な身体があることによって、環境との相互作用ができることにより、学習や知能の構築にもたらす効果や性質を指す。


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2017年07月16日

折々のことば(7/13)


2017/7/13 朝日新聞 朝刊より
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どっしりといのちと向かい合うのは、それなりの体験をしてきたひとが多い。
小笠原望
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以下は選者である鷲田清一の解説

「切なさ」が心にないと介護はできないが、「優しさ」だけでも無理。
介護は「一緒に泥にまみれになる世界」だからと、高知・四万十川のほとりの医院を拠点に、長年在宅医療に取り組む医師は言う。
大量の便が出た紙おむつを替える時、ベテランのヘルパーさんは思わず「おめでとうございます」と声を上げるとか。
その瞬間、雑然とした部屋に光が射(さ)す。
『診療所の窓辺から』より。


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